保険医療では使えない
質のよい生薬

日本で医師が健康保険を利用して薬を処方する場合には医薬品の値段も健康保険によって決められてしまいます。漢方薬の原料になる植物は世界的にも貴重品。
漢方・中医学の効果が世界中で見直されている現在、薬草の値段はどんどん上がってきています。対して保険財政は赤字なので薬代を上げてくれません。今では、薬草の仕入れ値が健康保険が払ってくれる薬代を超えてしまい良質なものは自由診療でしか使えなくなってきています。

当薬局では、製造許可のある297種類の漢方方剤を日本産も含めて手に入る限りよい生薬でご用意しています。残留農薬の検査なども済んでいる原料です。

漢方薬と鍼灸の診断学は共通

脈診、舌診など西洋医学とはちょっと違う伝統的な診断方法を採用しています。西洋医学で重症な場合は東洋医学でも難病なことが多いですが視点が変わると解決策が見つかることもあります。
特に病院にかかったけど異常がない・問題が解決しない時にはご利用ください。病院にかかるほどではない軽微な不調や、健康維持の相談なども受けています。

煎じ薬の値段は1日分550円(固定)

「漢方薬局で高い薬を売りつけられた!」という話、昔からよく聞きます。
いくらかかるんだろう、何を売りつけられるのか、と不安に思っていては言いたいことも言えなくなるように思うので1日分500円+消費税の値段設定にしています。もし健康保険が使えて1-3割だったら60円とか170円くらい。原料の値段を考えるとそんなにぼったくりな値段でもないと思います。とはいえ10割負担になるので絶対値は大きくなります。

患者様からのご要望で複数の処方を作成する時には延べ日数にさせて頂くことがあります。

エキス剤や散剤・丸剤などもございます。

体調の悪い時、忙しい時、外出が多い時や旅行の時には煎じる事が難しい。持ち運びに便利ですぐ飲めるエキス剤もご用意しています。(メーカーは様々です)
また、薬局で製造許可のある散剤や丸剤、軟膏なども製造しています。
エキス剤はインスタントコーヒーの様に抽出液を乾燥させたもの、散剤は生薬を粉砕して粉にしたもの(五苓散・当帰芍薬散など)、丸剤は生薬を粉砕した粉を結合剤で丸めたもの(八味丸・理中丸など)です。